精神科医の収入事情


2017年10月28日 16:54


現代の精神科医は実際に、どれくらいの収入を得ているのでしょうか?
やはり精神科医師も医師免許を取得したばかりの新人医師と、精神保健指定医の指定を取得したベテラン精神科医、開業医とでは収入に大きな差があります。
勤務医と開業医、有資格者などの区分により年収状況をチェックしてみましょう。

精神科勤務医の給与は?

精神科のある病院やクリニックに勤務する医師の場合、精神科医の年代やキャリア、精神科専門医の称号の有無などにより給与に差がついてきます。
病院やクリニックに勤務する精神科医師の給与額は約800~1,500万円前後

実際に医師の転職情報を見ると、勤務先によっては2,000万円以上の年収を提示している病院やクリニックもありますし年収1,000万円に満たないクリニックもあります。
病院によってどれだけの報酬を提示するかには大きな差があり、医師の稼いだ診療報酬からたくさんの経費を差し引く病院程、医師の年収も少なくなります。

もちろん病院やクリニックの立地、患者数、都市部の駅前など経費の掛かる病院など条件よっても給与に差がありますので、病院に勤務しようと考えている精神科医師は雇い主を良く選ばなければなりません。

精神科開業医の年収は?

精神科・心療内科クリニックは年々開業する医師が増えています。
その理由は特殊な医療機器を購入する必要がなくイニシャルコストが抑えられる点、さらに確実に患者数が見込める点にあります。
開業した場合、クリニックの立地や評判によっては4,000~5,000万円もの年収を得ている開業医もいるほど。

医師の稼ぎを勤務する病院から差し引かれる事がないため、年収面で見ればかなりのメリットがありますね。
開業医の平均的な年収は約3,000~4,000万円前後。
あくまでも平均的な金額ですので、個人によりばらつきがあります。

精神保健指定医の年収は?

精神保健指定医は国家資格であり、合格率は約50%と現役医師が挑戦する資格としては少々厳しいものです。
それだけシビアな試験を乗り越えて掴み取る精神保健指定医ですから、実際に資格を取得すると大きなメリットがあります。

そうした事情から特に病院やクリニックに勤務する医師の場合、応募条件に「精神保健指定医」と書かれている場合は年収が大幅にアップする傾向にあります。
場合によっては200~500万円もの年収アップに繋がりますので、この資格を持つ医師はより有利に転職出来る可能性が高いと言えるでしょう。