医師の転職に有利になる2つの資格


2017年07月07日 16:48


精神科や心療内科医師の転職では、どの程度のキャリアがありどんな病院に勤務していたのか、一日にどれくらいの患者を診察・治療したのかと言う実績が非常に大切になります。
より多くの実績を提示出来れば、採用にも有利になるばかりか就任後の給与にも差がつくでしょう。

精神科医師のキャリアには他にも取得資格の項目があり、どんな資格を保有しているかどうかもチェックされます。
精神科の医師は医師免許があれば誰でもなれるのですが、医師免許以外にも資格(称号)が取得出来ます。

採用を希望するクリニックや病院に複数の医師が採用希望をお願いした場合、やはり物を言うのが資格です。
ここでは精神科医師が取得できる資格や称号についてまとめています。

精神科専門医になるためには

専門医は精神科だけではなく、内科や外科、小児科など幅広い診療科目で医師に与えられる称号となっており、一人の医師が複数の専門医を取得するのも珍しくありません。
精神科専門医になると転職に有利ですし、転職時の条件交渉でもより高い給与を引き出す事ができます。

そんな精神科専門医の称号は、公益社団法人・日本精神神経学会の承認が必要です。
お金を払って学会に入会するだけで精神科専門医の称号を取得する事は出来ず、研修手帳の購入や研修申請、精神科専門医制度研修施設及び指導医の元で3年以上の研修を受けるなどの条件を全てクリアする必要があります。

3年以上の研修が終わったからといって、自動的に専門医になれるわけではありません。
その後に受ける認定試験に合格し、晴れて専門医を名乗ることができるのです。

精神保健指定医を取得するためには

精神保健指定医は精神保健福祉法第18条に定められている国家資格です。
医師そのものが国家資格を取得しなければなれない職業なので、精神保健指定医はさらにもう一つ国家資格を取得する事になります。

この資格を取得すると、精神病によって自分を傷つけたり他人に危害を加える恐れのある患者を強制的に入院させたり、行動制限の判断などを下す事が出来ます。
持っていると有利に転職出来るため人気の資格ですが、取得のためには定められた研修を受ける、特定の精神障害などの診療経験、医師としての経験年数などいくつか要件を満たさなければなりません。

医師の転職で資格や称号が必要なケース

精神科医師が転職する際、専門医の称号や精神保健指定医を持っていると有利なケースが多々あります。
とくに大きな病院はレベルの高い医師、ベテラン医師を求める傾向にあります。

専門医制度研修施設として指定されている病院は専門医を優遇するため、転職時も有利です。
医師向けの求人サイトで職場を探す時には是非、この事を思い出してみてください。